「死ぬまで いっしょ」

「どうしよう。死ぬまで一緒だね。」彼が言ってくれた言葉です。高校のクラスメイトだった私たちは、卒業して38年目に再会しました。既婚者同士ですが、とても大切な相手です。

いつまで いっしょ?

亡くなったのがその人だったのは、たまたまの事。

それが、わたしの彼じゃなかったのは、たまたま。


同級生だから、歳は同じでした。




今までも、もっとうんと若くして逝った同級生もたくさんいた。でもその時は、こういうことって、命の長さって、運命なんだなぁと 一歩引いて考えられたんだけど、、、。


彼も私も、今はもう、こういう事が決して不思議じゃない年齢になってきたんです。


たくさんの人に見送られて、惜しまれて、その人は旅立ちました。


その人と彼と私の三人は、同じクラス。

どうしたって、想像してしまいました。


彼がそうなったら、、、




私は生きていけるんだろうか。


彼の居ない世界で、どう精神を保てるだろうか。


涙が、知らないうちに溢れて止まりませんでした。



どうかどうかどうか、長く生きて欲しい。


その時は必ず訪れるでしょうけど、それは二人がうんと年取って、もう悲しみの感情が薄れてしまっている年齢であって欲しい。





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この事のずいぶん前に、ベッドで聞いたんです。ピロートークとして。


ス「ねえ、私たちって、いつまで一緒にいるかなあ♪」


ええ、もちろん、ずっとだよ、という返事を当たり前に期待して。


彼「そうだなぁ、70くらいかなあ」


.....はい?......聞き間違いかな?.....



ス「えーっ!ずっとじゃないの⁉︎一生じゃないの⁉︎」



彼「あんまり年取っては無理かなあ、って思うだけだよ(笑) 。だって、一人では歩けなくなるかもしれないじゃない?」



ス「介護、介助してあげるよぅ。」



彼「二人とも年取ってるから無理じゃない〜?笑」



ス「一緒にホームに入ろうよぅ。そしたら大丈夫っ!」


って言ったら笑ってましたが。



ちょっとちょっと❗️(ꐦ•" ຼ•)

前と話が違うじゃないー❗️

"どうしよう。一生 一緒だね"

って言ったのは、どこのどなた⁉️


ロマンチストと同時に、現実主義者の彼。

一生、というのは70くらいまでの事だったのかも〜😂



まあ、彼の年老いたご両親を見て、そう感じたのかもしれませんね。




ハッ!

そしたらこのブログ名、変えなくちゃ?

「一生 いっしょ」→「70まで いっしょ」


、、、、、このままがいいですよね。😝



そういえば以前、


「私が死んだらどうする〜?」

という愚問に

「、、、お墓まいりする、、、」

だってー!


照れなのか、俺も後を追うなんて言ったら私もそうなってしまうとの懸念なのか。


うん、今度 聞いてみよっと。♪





同級生のことがあって間もなく、彼がラインをくれました。


「人生は無常だね、、、、」


「実はね 〇〇さん(同級生)のことがあって神様はスミレと俺を会わせたのかなって。 そうじゃないとクラス会があったかどうか。 まして〇〇さんの亡くなったことや葬儀の連絡も来ないか気が付かなかったかも、、、、」


つまり、彼と私が繋がったからこそ、〇〇さんを皆んなで送れたのではないかと。

でなければ、訃報も届かなかったのでは、と。


運命や縁を大事に考える彼なので、その観点からそう書いたのかもしれません。


でもね、私はとってもうれしかった。





ーーーー神様がスミレと俺を会わせてくれた


彼がそう言ってくれたのです。