「死ぬまで いっしょ」

「どうしよう。死ぬまで一緒だね。」彼が言ってくれた言葉です。高校のクラスメイトだった私たちは、卒業して38年目に再会しました。既婚者同士ですが、とても大切な相手です。

「会う」だけでも❤️

新型ウイルスがこれほど長引くとは、正直予想してませんでした。

甘かった。


1か月以上、会えてなくて😭。

他の皆さまの「ネ申」彼さんのように、こんな状況だから連絡は密にね!とか、会えてないけどボクの気持ちは変わらないからね!とか。

そんなシャレたことを申すスミレ彼では、もちろん無く。😭😭😭



琴線に触れるラインは、ゼロ。💔

事務的なこと、ばーーーっかりッ!!



遠距離のお二人のように覚悟を持ちルールを作って臨んでいる私たちではないのに、この会えない状況です。

どうなってしまうの??




このまま会えない時間が続くと、これはこれで彼は慣れてしまうのではないかしら?

私は、彼の生活の「ほんの一部」でしかないのかしら?

なんとなーく、忘れられてしまうのではないかしら?


終わり、ってこうやって来るものなのかも...😭 



連絡が来ました!!

「〇日、〇〇に行って早く終わるよ!マスク必須でお茶でもしようかあ😃」


😭😊😍❤️💕❤️💕✨✨✨✨



ウイルス感染に、ものすごーーく敏感でガードが固い彼。

そして私も、自粛とかけ離れた生活をしてる人たちを報道で見るにつけ、危機管理のなさを非難してるのです。


そんな中、会っていいはずがありません。


その後、彼も

「スミレ、出にくいよねえ」

「出歩くのはだめかなあ」

「やはり会いづらい?」

と何度も確認してきます。


きっと、誘ったはいいけど、やめておきたいのでしょう。


でも、でも。


お茶をせず、ガラガラの電車に一方方向を向いて座り、マスクをして言葉を交わすくらいでおしゃべりをせずに、顔を見るだけなら。









その日の彼の仕事終わりの場所と、私の最寄駅は同じ沿線です。

夕方、下りの終点の駅のホームで待ち合わせしました。


この日は、とてもとても寒くて〜🥶

まず一人でその駅まで行くのに、感染防止のために全窓を開けてるガラガラの車両で風に吹かれて、さっむ〜〜い🥶



しばらく待ち合わせ駅のホームで待ってたら、彼がやって来ました!

5週間ぶりの彼😍!

あ〜ん、なんて言ってくれるかしら?

「スミレ、久しぶりだね❤️」かな。

「長かったね、元気にしてた❤️?」かな。

「髪、切ったんだね❤️」かな。





.......「寒いね〜〜〜.....🥶」


でした.......。


彼もヒューヒュー、ヒエヒエの電車に乗って来たので、冷え切ってたのです。


そのまま電車に乗り、10人も居ない車両の窓は全て開いててヒエヒエ。席に一方向を見て二人で座り。



.....本当に、座ってるだけ😭



顔見るだけ、と覚悟はしていたけど、マスクしてて目だけかろうじて見えるだけ。安倍さんのように小さなマスクならともかく、大きな真っ当なマスクだし眼鏡かけてるし顔なんかほとんど分からないよう😭


それでも彼をジッと凝視して「あ〜ん😍❤️」って悶えてたのに彼は私をほとんど見ず😭


彼は革の手袋までしててもちろんタッチはNG😭


マスクしたまま楽しい話題をいくつか向けたけど、反応薄い彼😭

寒いのは分かるけどさ😭


そのうちシートの足元の暖房が入って、眠くなってきた、とか言っちゃってさ😭







私、1時間近くかけてその駅まで寒い思いして行ったのに...

彼は私に会えてそんなにうれしくないのかなあ

私は何のために行ったんだろう...


手にしてたぬるくなってしまったペットボトルのお茶に目を落とし、少し涙目になってしまいました。









やるせなさいっぱいで家に帰ったら、彼からラインがすぐにありました。



「ありがとー😆💕✨会ってくれて😃。安心したけど コロナうつしてないか心配だよお」「電車で俺は通勤してるからねえ」




「会ってくれて」。

.........コレは、初めてッ😍❤️✨💕😊✨!







こんな小さなことでクルクル〜〜ッ💫!

と舞い上がってしまう、幸せ上手な私なのです😍💕