「死ぬまで いっしょ」

「どうしよう。死ぬまで一緒だね。」彼が言ってくれた言葉です。高校のクラスメイトだった私たちは、卒業して38年目に再会しました。既婚者同士ですが、とても大切な相手です。

過去スミレ V.S 現スミレ

家族が皆、不在の夜がありました。

こんな日は、彼と会う絶好のチャーーーンス!

千載一遇のチャーーーンス!


まあまあ出やすい私ではありますが、やはり色々と気を使い言い訳を絞り出したり。

こんな日に会えたら、どんなにノビノビとうれしいでしょう💕


★過去スミレ

「あぁ〜〜、こんな日にデートの約束してないなんて!グズグズめそめそ。」


☆現スミレ

「きゃ!お茶でも出来るか聞いてみよ。....きゃ!会えるって〜♪」


そのおかげで、予期せぬ会社帰りのデートができることになりました❤️



ところがトラブル発生😰

「ごめん 今日は苦しいか 遅くなるなあ🙇‍♀️💦💦」

と連絡がありました。

謝ってる絵文字が女の子。バタバタしてるのねえ😂 (いつもは男の子の絵文字を使ってる🙇‍♂️)



★過去スミレ

「これは、会えないとか、できればキャンセルしたいってことかなぁ。今日はやめとこ、ってラインしようかなあ。グズグズめそめそ。」


☆現スミレ

「遅くなるなあ、って書いてるとこ見ると。大丈夫かもしれないって事よねえ。なるべく会えるように、話をもっていこっと♪」


と、無理しないでね様子がわかったら連絡ちょうだいね、のラインをして。


そして❣️

無事に会えました〜〜〜〜!





.....しかし、予定より一時間遅くになってしまい、お茶でもと誘ったんだからいいんだけどさ、ほんとに彼が入っちゃったお店は、駅チカのカフェのチェーン店☕️


コレは、早く帰る気満々だな。




★過去スミレ

「彼、すごく疲れてて機嫌もあまり良くないしラブラブ感がないー....それに、せっかく会えたのにこんなに簡単な会い方〜?ちぇー。」


☆現スミレ

「ウンウン、彼、お仕事大変で疲れてて気の毒ね。ニコニコ慰めてあげなくちゃ。それに、短い時間だけど、色んなお話できたからうれしいナ」



小一時間でカフェを出ました。もしかして、一番の短さかも?

でも、精神的にとっても疲れてしまった彼が珍しく愚痴をこぼし、それがまた何故か嬉しく愛しく。旅行の新しいプランも出してくれてさらに練れたし、同級生の話もできたし甘いものの好物の話もしたし。

ほんの短かな、でも濃縮された時間でした。



駅に向かいながら、カフェでカフェモカを飲んだ彼は言いました。

「あー、甘いもの飲むと、疲れがとれるねえ」


★過去スミレ

「え〜今日のデートの感想が、それー?」心の声


☆現スミレ

「ちょっとぉ😆ココは、スミレと会ったから疲れが取れた、でしょお?💕」




彼は、

ふふっ。そうだね。


と笑いました。







ひたすら彼のお誘いを待つばかりだった、遠慮ばかりの気弱な過去スミレ。

こちらから声を掛けてはダメなんじゃないか、迷惑がられたらどうしよう、と。

それなのに自分中心だったりして、決していい恋ではなくて。


最近は、本来の「私」の姿にとても近い自分を出せてるみたいな、現スミレ。

楽しくて、大人っぽい恋をやっとできてる。




今は、現スミレが勝っているようなのです😆





でもね、キュンキュン・シクシク・ドロドロの、恋独特の胸が締め付けられる経験は、過去スミレの勝ちかしら〜〜🤣